テントやタープを購入して、初心者の方が初めて使用するペグはおそらくテントに付属されていた銀色のスチール性の20cmほどのペグではないですか?
使用後、地面から抜くと1回しか使用していないのに既に曲がってしまっているという経験をされた方も多いのではないでしょうか?
この記事ではペグの素材や長さなど、さまざまな種類について紹介します。それぞれの種類のペグがどのような地面に合っているのかも踏まえて紹介したいと思います。
また私自身がよく使用しているタイプを紹介して、初心者にオススメのタイプをお伝えしますので是非、参考にしてみてください。
この記事を読むと
□ オススメのペグの素材がわかる
□ オススメのペグの長さがわかる
□ それぞれのペグの種類について理解出来る
□ ペグがどのような場所に適しているのかわかる
この記事は約3分で読めます
コンテンツ
オススメのペグの素材
初心者にオススメのペグは鍛造ペグ
キャンプを長く続けていくという意志の人はチタンペグ
このような結論になります。
理由としては、
・テントに付属しているスチール製のペグはすぐ曲がって使用出来る期間が短すぎる
・曲がったまま使用したりすると、設営時にテントをしっかり固定出来ず強風時にペグが抜けてしまう
・鍛造ペグは曲がりにくい・折れにくいという強度面で安心
・更に強度が強くて“軽量”を求めるならチタン
これらの理由から、繰り返しになりますが結局長く使えるのは鍛造ペグになり、これからキャンプを長く続けていくという意志の人はチタンペグがオススメです。
強度も高くて軽量。最近鍛造からチタンに変更するベテランキャンパーも増えています。
デメリットとしては、スチールやプラスチックペグよりも高額で重たいといったデメリットもあります。
オススメのペグの長さ
短い物の方が当然ですが値段が安いです。その反面、短い物は単純に地面から抜ける可能性大です。
安いからという理由で短いのを選ぶと、結果的に長めのペグも必要になり買い足す必要が出て来たりします。
ある程度の長さがあった方が買い換えることを考慮すると結局のところ安くなる可能性がありますので注意が必要です。
個人的にオススメのペグの長さは、とりあえず30cmのペグがあれば色々な環境に適応出来るかと思います。
テントのサイズによっても必要なペグの長さは変わってきますが、30cmであればある程度のテントを固定出来ます。
(もちろん地面の種類や水を含んでいるなどのコンディションにもよるので絶対大丈夫という訳ではありません)
ただし、柔らかい地面でも30cm打ち込めばそれなりに固定出来ますし、硬い地面でも鍛造ペグなら打ち込んでいけます。
※ビーチなど地面がサラサラの細かい砂の場合は固定力が低いので別のペグが必要になります。後に解説します。
初心者はまず鍛造ペグを必要な数だけ揃えておきましょう。次にそれぞれの種類と特徴について詳しく説明していきます。
別記事で、普段使用しているソロキャンプのテントとレイアウトについて紹介しています。よかったら是非こちらも参考にしていただけると幸いです。
ペグの種類
代表的な物をピックアップして紹介します。
①スチール・アルミ
②鍛造(鋳造)
③チタン
④プラスチック
①スチール・アルミ
テント購入時にたいてい付属しているのはこのタイプのペグです。特にピンペグという形状のペグが付属されています。
単純に安いというのが特徴です。ただし、簡単に曲がってしまうというデメリットがあります。長くは使用出来ないのでほぼ消耗品です。
②鍛造・鋳造
素材を型に流し込んで作られたのが鋳造ペグです。素材を金型に流し込み“叩く”ことで素材の中に含まれる気泡などが圧着されることで頑丈にしたのが鍛造ペグです。
“鋳造ペグより更に手間暇掛けて強くしたのが鍛造”というイメージで良いかと思います。
これらは強度が高く硬い地面にもペグを打つことが出来ます。鍛造ペグの場合、ちょっとした石でも貫通していく事が出来ます。
鍛造ペグでも鋳造ペグでもあまりに力を加えると曲がることもありますが、鍛造ペグの方が強度があります。
それらの理由から長く使用していく上では鍛造ペグがオススメです。
鍛造ペグのデメリットは製造工程に手間が掛かっている分、少々値段が高いです。
また鋳造ペグと共に重たいというのがデメリットとして挙げられます。
③チタン
強度が高く、軽量というのが最大のメリットといえます。鍛造や鋳造ペグは使用していると徐々に曲がることもありますが、チタンは基本的に曲がらないです。
最近は鍛造ペグからチタンペグに買い換えるキャンパーも増えてきています。
デメリットとしては値段が高いというのが挙げられますので、これから「どっぷりとキャンプをする!」という初心者以外はなかなか手が出しにくい値段です。
④プラスチック
ここまて述べてきたペグの素材の中で最も柔らかい素材です。硬い地面ではほとんど使用出来ないです。ただし、唯一このペグが機能発揮するのが海辺などの砂浜です。
サラサラとした細かい砂では鍛造やチタンと言えども細いペグは抜けてしまいます。
そこで活躍するのがプラスチックペグです。他のペグに比べて太さがあり、凹凸を付けやすいので砂との接地面積を広げることで抜けにくくすることができます。
自分が行くキャンプ地が砂浜のような地面であれば揃えておく必要があります。値段も安いので一度試してみるのも良いかと思います。
ニッシーが使用しているペグ
基本的には20~30cmの鍛造ペグを使用しています。ほぼどのような地面でも使用出来るので愛用しています。
ゴミ箱やチェアを地面に簡単に固定したいときやグラウンドシートを固定したいときなどはスチールペグを使用することもあります。
ペグはテントやタープを設営する際に最も使用することが多いギアです。タープの生地や種類について使い分けが出来ていますか?もしご自身に合ったタープをお探しの場合はこちらの記事も参考にしてみてください
まとめ
それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、初心者には30cm程度の鍛造ペグがオススメです
ガッツリとキャンプを始めるぞという方はら最初からチタンペグを検討されても良いかもしれません
キャンプ地が砂浜などのサラサラの砂の場合はプラスチックペグが必要です
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