少し前までBBQやキャンプにおいて扇風機を持ち込むとは考えもしなかった方も多いのではないでしょうか?そもそも扇風機を持ち込もうと思うと電源が必要であり、且つ扇風機自体も大きいので携帯しようとは、なかなか考え付かなかったことと思います。
しかし、近年は気候的に夏場が暑すぎるということや、モバイルバッテリーの機能も向上したことにより扇風機がコンパクトになり、且つコードレス化されるようになりました。
今回紹介するアイテムは“USB充電式のポータブルファン”です。アウトドアで使用するのはもちろん、自宅においても手軽に使用出来るという便利なアイテムです。
使用機会も多く非常に便利なアイテムでしたので、是非参考にして頂けたと思います。
この記事を読むと
- モバイルファンについて知識を深めることが出来る
- アウトドアで扇風機(ファン)を使用したいと思っている人にメリット・デメリットをお伝えすることが出来る
- どんな場面で使用することが出来るのか理解出来る
コンテンツ
商品紹介
Viaggio+ ポータブルファン
こちらの商品は、ユープラス株式会社という大阪にあるメーカーさんから販売されているモバイルファンです。アウトドアのギアを始め、コスパの良い商品を数多く販売されています。
Viaggio+(ヴィアッジオプラス)
Viaggio(ヴィアッジオ)は旅を意味します。一般的な旅行からキャンプ・登山など…旅には様々な形があります。
そんなみなさまの旅に寄り添いサポートさせていただきたいという思いからこの名前を付けました。
特に現在はキャンプ用品を中心に展開しており、デザインにこだわりながらもコストを抑えた
コストパフォーマンスの高い商品をご提供しています。
また、みなさまからいただいた声をスピードを持って反映しつつ、経験豊かな質の高い工場ばかりを選定し、
生産の都度立ち会いを行っているため、質の良さにも自信があります。
(引用:ユープラス公式HP https://www.yplus.co.jp )
特徴
コードレス・充電式
なんと言ってもコードレス且つUSB充電式なので、いつでもどこでも使用が出来るというのが最大の特徴かと思います。
これまでに真夏にBBQをしながら「ここに扇風機持ってきて~(暑)」と冗談で言ったことが、今や簡単に実現されていると思うとガジェット・家電の進化の偉大さを感じずにはいられませんし、そもそも屋外で扇風機が使用出来るなんて最高としか言いようがありませんね。
コンパクト・携帯性
扇風機でありながら、持ち運びを想定して作られているのでコンパクトに片付けることが出来ます。この収納の方法を考えた人ホントに凄いと思います。
これだけ小さくなるのですから、自宅内で使用していても自分の好きな場所で使用することが出来ます。
高さの調整が可能
ポータブルファンの支柱が伸縮性となっており、高さを自由に調整することが可能です。高さは約10cm~100cmまで変更が可能であり目的の使用場所や用途に合わせて高さを調整出来ます。
例えば、勉強机の上に置いたり、床の上に置いたり、とご自身の好きな位置から使用することが出来ます。底面はグリップ素材となっており多少高い位置に置いてもズレ落ちにくい仕様になっています。
風量の設定
3段階の風量設定とリズムモードがあり、実質4段階の風量設定が可能です。ちなみに風があたる面積は狭いものの、最大風速にするとそれなりの風量があります。
カラー・デザイン・サイズ
このポータブルファンはグレーのみの展開ですが、最近は他社からも色々なタイプのファンも登場してきておりカラーも増えてきています。
選択の幅が広がってきており、従来の扇風機がコードレス・コンパクトになっただけというような高スペックなモバイルファンも登場してきています。
ティッシュの箱と比べるたサイズ感はこのような感じになります。
値段
コードレス・モバイルファンとして特にキャンプなどのアウトドアで使用する火付け役となったのが、マキタとスノーピークがコラボした“フィールドファン”ではないかと思います。
詳細な性能は異なるものの、こちらの商品は定価9,900円と決して安いとは言えないのではないでしょうか?
Viaggio+ ポータブルファンは4,000円以下で購入することが出来ました。(残念ながら現在Amazonでは在庫切れのようです)前者の商品の比べると半額以下の価格帯で購入することが出来ます。
夏キャンプでは熱中症対策は必須です。もう一つ忘れてはならないのが“虫”です。こちらの記事では、夏キャンプでの虫対策について紹介していますので、こちらの記事も夏にキャンプに行かれる前に参考にしてください。
デメリット
首振り機能
使用していて思うのは首振り機能はあってほしいなと感じる場面がありました。元々ファンが小さいこともあり、風のあたる面積が狭いので直接風を浴びると身体の1箇所のみになります。
身体全体に風があたるようにする為に、首振り機能があれば…と思うことが何度かありました。ちなみに他の商品では首振り機能が搭載されているものもあるようです。
リモコン機能
単純にリモコン機能があれば便利だと思います。こちらも他の商品ではリモコン機能がある物もあります。
付属の袋
コードレスファンという名目で販売されており、アウトドアでも使用出来るのがメリットな商品なので、出来れば持ち運び用の袋などが付属されていたらより嬉しかったです。
私の場合は100円均一に売られている、お弁当箱などの保冷バッグを使用しています。ちょっとしたクッション性もあり、サイズがピッタリだったのでこちらを代用しています。
音
従来の扇風機よりファンが小さい分、風量を上げると通常の扇風機より音がします。
とは言え、私自身は夏場に寝る時も使用していましたが、さほど音は気にならずに眠ることが出来ていました。どうしても静かさを求めるという方は注意が必要です。
※これらのデメリットはいずれも機能や付属品の追加を求めるものであり、仮に上記のものを追加すると低コストで販売するのが難しくなるんだと思います。最小限の機能でコスパを考慮されているという点では仕方のない範囲と言えそうです。
ちなみに、夏場に使用するキャンプギアとして真空保冷感ホルダーは使用されていますか?今まで使用したことがないという方は、ワークマンからかなりコスパの良い缶ホルダーが販売されています。その商品についてもレビューしていますのでよかったらこちらの記事も参考にしてみてください。夏場にはこちらのギアも必須と言っても過言ではありません!
具体的な使用場面
扇風機・ファンという名だけあり夏場に使用することは余裕です。値段も安いので一人1台でも良いのでは思うほどです。
使用場面は夏場だけでなく冬場でも使用可能です。
冬のキャンプではストーブを使用されることも多いと思います。暑さをしのぐ為のファンではなく、空気を循環させる為のサーキュレーターとしての役割として使用できます。
キャンプで使用されるストーブの多くは対流式といって、使用しているストーブの熱気が上に昇って行きやすいという特徴があります。
ストーブを使用される方の多くはストーブファンとよばれるアイテムをストーブの上部に設置します。
ストーブの熱を利用して、扇風機のようにファンが周りストーブの熱を上方から横方向へ受け流してテント内を温めることが出来ます。
そこで、このコードレスファンを使用することで、このストーブファンとして機能させることが出来ます。
空気の特徴として温かい空気は上に、冷たい空気は下にいきます。テント内でストーブを使っても、座っていると足元は寒い・立ってみると顔は暑いというような経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そういった時にテント内でサーキュレーター的な役割としてコードレスファンを使用すると空気の循環が起こり、テント内の空気の温度を比較的均一にすることが出来ます。
使用用途は夏場だけでなく冬場にも活躍の機会があり、いろいろな場面で使用することができそうです。
まとめ
Viaggio+ ポータブルファンについて紹介しました。コードレスという特徴を生かしてアウトドアや公園など屋外でも使用することが出来ます。
自宅内でも好きな位置に置いて、目的に応じて使用することが出来ます。
夏場だけでなく、冬場にもサーキュレーターとして使用することでテント内や室内の空気を循環させることができ、温度を均一にすることが出来ます。
近年では更に機能が追加されて、より使いやすくなっているアイテムもありますので、是非ご自身に合ったアイテムを見つけて頂けたらと思います。