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夏キャンプでは虫対策は必須!虫刺されにマジで注意!ブヨに刺された実体験と対策を紹介!

今までキャンプに馴染みがなかった人やキャンプ初心者は“キャンプ=夏”というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

 

冬場のキャンプは寒いし風邪を引くかもしれないし、暑いくらいの方が良いという感覚があるのではないかと思います。

 

しかし、実際のところ夏場のキャンプは場所を選ばないとかなり過酷というのが実際のところだと個人的には思っています。

 

近年では夏場に毎年のように最高気温を更新するなど熱中症対策も必須であり考え方によっては冬場より過酷かもしれません。

 

そして、なにより冬から徐々に暖かくなってくると、活発になるのは人間だけではなく“虫さん”も活発に活動しだします。

 

この記事ではキャンプでよく生じる虫トラブルについて紹介します。そして虫トラブルに対しての対策も紹介しますので是非、夏キャンプに出かける前に参考にして頂けたらと思います。

     この記事を読むと

 

⬜︎ 実体験に基づく夏キャンプの虫事情を知れる

⬜︎いくつかの虫対策について理解できる

⬜︎虫刺され対策のギアが知れる

対策

①地面と頭上に注意

 

キャンプ場の地面がどのような環境かを事前に確認しておきましょう。例えば、土や砂利、砂浜といった環境では比較的影響は少ないかと思いますが、草や芝などは少し注意が必要です。

よくある虫刺されに“ブヨ”という虫がいます。地域によってブトなど呼び名が異なります。

この虫は草むらや芝、また川辺などに多く生息するようです。この虫に刺されると猛烈なかゆみに襲われることがあるのでキャンプどころではなくなるかもしれないので本当に注意が必要です。

キャンプ場を予約するときにサイトによっては地面情報が記載されていることもありますし、事前に電話をするなど必要に応じて確認しておきましょう。

 

またキャンプ場によっては林間サイトや木々が植えられているサイトもあると思いますが、“桜の木”には注意してください。

春にはキレイな花を咲かせている時期はさほど問題ないのですが、桜が咲き終わった後の葉桜となった後、5月~7月頃にかけて桜の木には毛虫がたくさん発生します。その桜の木の近くにテントを張ると、テントの周りに大量の毛虫が付いていることも珍しくありません。

ニッシー
ニッシー
キャンプサイトを選ぶ際には地面と頭上には十分注意しましょう。

②虫除けスプレーと蚊取り線香

言うまでもなく虫除けスプレーを自分の身に振っておきましょう。ファミリーキャンプでお子様も一緒の時は入念に肌に合うものをスプレーしてあげてください。敏感な子供の皮膚に対してはオーガニックな素材から出来たものが安心ですね。

ニッシー
ニッシー
お子様のトラブルはいすれにしても、大人の余裕がどんどんと擦り減っていくので事前の準備は大変重要やで。

また蚊取り線香もいくつか焚いておくことが虫除けの対策になります。普通の蚊取り線香は本来屋内での使用を想定されています。

キャンプでは屋外での使用が前提となるので虫除け効果の高い物が必要になります。キャンプでの使用に際しては虫除け効果の高い物を是非使用してください。

 

③光量の強いランタン・モスキートランタン

辺りが暗くなると、虫は光のある所にあつまってきます。特にその辺りで一番明るい光の所に集まる習性があるようです。

お持ちのランタンの中で最も光量の高いランタンをサイトから、ほんの少しだけ離れた所に置いてみましょう。

そのランタンの所に虫が集まって、テント周辺など集まって欲しくないサイトには虫が減るということもあります。

ランタンの種類と選び方 初心者はどれを買うべき? オシャレなLEDを探すべし!

初心者がランタンを選ぶ際に参考にしてもらいたい記事も紹介しています。ランタンの使い分けについて理解を深めたいという方はこちらの記事も参考にしてみてください。

また、寝る空間に虫が入り込むと睡眠の質にも影響が出ます。ただでさえ普段の寝室とは異なり寝付きにくい場所になるので寝る空間に虫は持ち込みたくないものです。

威力はまだまだこれからかもしれませんが、モスキートランタンも参考にしてみてください。

このランタンは虫対策・蚊取り目的として使用することが出来ます。屋外で使用すると無数に集まってくることになるので、テントの中や寝室空間に設置して虫が入って来てほしくないところに設置することをオススメします。

④ポイズンリムーバー

こちらは最終虫の刺されたりしてからの応急処置として、携帯しておくことをオススメするギア・アイテムです。

蚊やブヨなど虫に刺された場合、極力その毒を体外に取り除くことでかゆみが最低限に抑えられることもあります。

もちろんこれで全ての症状が緩和するわけではありませんし、必要に応じて病院で受診することも必要なので、あくまでも応急処置として携帯しておくと少し安心です。

 

はじめての夏キャンプ

最後に著者自身が初めて夏キャンプに行った際の失敗談について紹介します。私自身の実際の失敗からこの記事を読んで頂いた方には同じ失敗をしてほしくないので参考にしてもらえたらと思います。

ニッシー
ニッシー
「お前の失敗談なんて興味ないよ」という方は、この章は飛ばして“まとめ”まで飛ばしてください。

私が初めて夏キャンプに行ったのは、妻と二人でのファミリーキャンプでした。キャンプブーム真っ盛りでなんとか予約が取れたのはフリーサイトの広い高原にあるキャンプ場でした。キャンプを始めて間もない頃で経験値も浅かった頃です。

このキャンプ場はフリーサイトなので、好きなエリアを選ぶことが出来ました。「どこが良いかな~」と探し回っているとたくさんキャンパーが居るなか、たまたま人が少ないエリアを見つけました。

「人も少なめだし、ここにしよう!」と気合を入れてテントを張り、サイトを設営していきました。蚊に刺されるとイヤなので虫除け対策に虫除けスプレーと蚊取り線香も炊いておきました。そしてサイトが出来たところで一休みがてらビールを飲みくつろいでいました。

しばらく休憩して、焚き火の用意でもしようと立ち上がろうかと思った時になにやら足元に違和感を感じます。

自分の足元に目を向けると…

気づかぬうちに大量になにかに足元を刺されていました‼︎

 

その患部は時間が経つにつれて猛烈に痒くなっていきます!!

すぐにスマホでなににやられたのかと検索すると、どうやら“ブヨ”という虫にやられているようでした。蚊よりもはるかに痒みを伴います。(ちなみに1ヶ月以上は完全にかゆみがとれませんでしたので本当に注意が必要です)

そのブヨという虫、調べていると草むらなどに多くいるようです。

そう言えばと思い、私がいるキャンプ場は高原のキャンプ場であたり一面の草原エリアです。そして、私の選んだエリアはなんとなく他のエリアよりも草が長いように思います。

どうやら、他のキャンパーさんは草が長かったからこのエリアを避けていて、人が少なかったのかもしれません。

そんなことともつい知らず、人が少ないからラッキーと私はこのエリアを選んでしまっていました…

ニッシー
ニッシー
他の場所を選んでも同じようになっていたのかもしれませんが、少なくとも私は今後夏キャンプにおいて足元の草が長いところに近づくことはないでしょう… 

 

まとめ

・キャンプサイトを選ぶ際には虫対策として、地面の草や芝と桜の木には十分注意してください。

 

・虫除けスプレーや蚊取り線香を炊いて虫を少しでも身体に近づけないようにしましょう。

 

・虫は光を好む習性があります。その習性を生かしてランタンを置く場所を工夫したり、場合によってはモスキートランタンを使用して対策しましょう。

 

・虫に刺された場合にポイズンリムーバーを携帯するなど最低限の応急処置ができるようにしておきましょう。