キャンプを始めて、間もなくするとテントに付属しているペグはすぐ曲がってしまったりキャンプの途中で無くしてしまったりと様々な形でペグを追加する機会が生じます。
ネットで検索していると格安の鋳造・鍛造ペグを発見してこれでも良いのか?と思われる方も多いのではないでしょうか?
この記事では実際に使用している格安ペグについてレビューしていますので、是非購入時の参考にして頂けたらと思います。どんな条件の人にオススメかも紹介しておりますので最後までご覧ください。
この記事を読むと
- 格安ペグの商品について理解できる
- 格安ペグのデメリット・メリットを知ることができる
- 格安ペグがオススメの人がわかる
コンテンツ
商品紹介
材質:高炭素鋼
内容:ペグ10本+収納袋
ブランド:OutdoorMaster
重量:178 グラム
【ペグ仕様】
長さ30cm、頭部直径16mm、重さ178g/1本、10本セット、防水収納袋
【高炭素鋼製】
他社の安価なペグと違って、弊社のテントペグが高炭素鋼を採用されました。炭素含有量(質量パーセント濃度)が0.25%以下を低炭素鋼、0.25 – 0.6%を中炭素鋼、0.6%以上を高炭素鋼と呼びます。値が高いほど、硬度、強度、耐摩耗性に優れています。
【防水防錆】
ペグ表面に黒電着塗装処理が施されて、防水性能があってさびにくい、水分があるアウトドア場所で使っても安心です。
【900D防水収納袋】
良質生地を二重採用して精緻な縫製の職人をお願いした収納袋が付いて、お部屋収納も外へ携帯とも便利です。ハンマーセットの内容は全部で入っています。
【アウトドアに最適】
硬い地面、砂利や石やどが混じった場所でも入り込みがいいです。テントの設営やアウトドア、登山、日曜大工で多様な場合に使用することができます。
(引用:Amazon https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08L8PZY6L/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&th=1)
デメリット・メリット
デメリット
太く・重たい
有名メーカーのペグに比べると丈夫さを求めた結果なのか太いです。太いゆえに使用されている鉄の量も多く、重量が重たいという点があります。
基本的に鋳造・鍛造ペグはチタンのように軽い素材ではありませんので単純に重たいです。登山者や山岳系の人にとっては重たい点はかなりのデメリットになると思います。
錆びる可能性がある
鋳造・鍛造ペグに共通していることですが、管理の方法によっては錆びる可能性があります。使用した後は水分や汚れを拭き取るようにしましょう。
また錆びはペグの丈夫さにも影響してくるので長く使用する為に使用後のメンテンナンスは重要です。
曲がる可能性がある
これも鋳造・鍛造ペグではあり得ることですが、使用方法や地面の硬さによっては曲がる可能性があります。実際のキャンプでも砂利が敷かれているような硬い地面のキャンプ場では、ハンマーの叩く角度を間違えるとやや曲がるということがありました。ただし、鍛造ペグは非常に鉄を叩くことで丈夫さを増しているので曲がる頻度は非常に少ないです。
ペグの鍛造・鋳造などのペグの種類について紹介しています。ペグの種類について曖昧な方は、是非こちらの記事も参考にしてみてください。
全体を通して太くて重たいということを除いては、使用上で正直あまりデメリットに感じませんでした。
使用する地面があまりにも硬い場合やハンマーの打ちどころが悪ければ曲がる可能性も否定は出来ませんが、基本的な使用において今のところほとんど曲がっていることはありません。
長期使用での耐久性は現状では不明ですが気軽に使用する上では特に問題なく使用出来ています。使用後に毎回ペグを拭いて管理していると3年以上は普通に使用することが出来ています。
そもそも、ペグを地面に打ち込む上でハンマー選びも重要です。正直ハンマーによってペグが曲がるということも否定できませんので是非ハンマー選びの際に参考にしてほしいと思います。
メリット
価格が安い
なんと言っても価格が有名メーカーに比べると安いです。とりあえず試してみるというのも可能な価格だと思います。また本数を増やしたり予備として持っておきたい場合にも価格が安いのは嬉しい点です。
シンプルなデザイン
おそらく大量に製造するために細かいデザインはありません。人によってはデザインを考慮される方も居られるとは思いますが、個人的にはシンプルであり、飽きのないデザインだと思っています。
他のペグと比較
OutdoorMaster
10本入り 30cm 178g
2000〜2500円(クーポンやセール時によって価格変動あり)
1本価格 約250円
スノーピーク ソリッドステーク
6本入り 30cm 108g
約3500円
1本価格 約580円
OutdoorMasterとスノーピークの両ペグ共に30cmで比較しました。
重量に関してはOutdoorMasterの方が圧倒的に重量が重たいです。このあたりに製造までの過程や強度の違いがあるのかもしれません。
本数と値段からペグ1本あたりの値段を計算してみました。OutdoorMasterが約250円、スノーピークが約580円と倍ほどの値段差がありました。
こんな人にオススメ
- 鋳造・鍛造ペグを試してみたい
- 本数を増やしたい人
- 予備を持っておきたい人
- テント付属ペグから卒業する人
- 車移動の人 など
オススメな人の例を挙げました。キャンプやBBQなどアウトドアをクルマ移動されている方には個人的にオススメ出来るペグです。
ただし、他の某有名メーカーのペグと比べても同じ長さの中では太く重たいので車移動に限るかと思います。
使用する上でよほど地面が硬いという場面を除いて基本的な使用においては問題なく使用出来ています。現時点では個人的に非常にオススメできるペグだと感じています。
キャンプギアをお探しの方はこちらのリンクもご活用ください。お気に入りのギアを見つけることができるかもしれません!
まとめ
ネットで購入出来る格安ペグについてレビューしました。丈夫ではあるものの、有名メーカーに比べると重たいという特徴があります。
シンプルなデザインであり価格が安いというメリットがあります。とりあえず試したい・本数を増やしたいというような場合に非常にオススメです。
長期に渡って使用する場合の耐久性については不明ですが、鋳造・鍛造ペグを導入する上で非常にオススメです。是非購入時の参考にして頂けたらと思います。