起きた瞬間から時間を気にして、自分の身支度をしながら子どもの朝ごはんを準備。「早く食べて」「着替えて」「歯磨きするよ」そうこう言っているうちに出発時間が近づいてきます。自分もまだ着替えられておらず、子どももまだパジャマだし、朝ごはんも残っている。夫婦で役割分担していても「そっちは終わった?」「まだ?」と、お互いの進み具合が気になってしまう…
改めて考えてみると、単純に朝にやることが多すぎるんだと思います。子どもが生まれる前なら、自分の準備だけ終われば出発できました。ところが子育てが始まると、朝食、着替え、歯磨き、水筒、持ち物確認など、自分以外のタスクが一気に増えます。感覚的には「少し忙しくなった」ではなく、朝の仕事量が倍以上になったように感じます。
そこで我が家で考えるようになったのが、「どうすれば全部できるか」ではなく、「そもそも何をやめられるか」という点に着目してみました。朝のバタバタを減らすために重要なのは、ものすごい時短術ではありませんが、3分でも5分でもいいので、朝に何もしなくていい時間を増やすことだと思っています。
この記事では、子育て家庭の私が実際に朝を少し楽にするために「やめたこと」を紹介します。少しでも参考になれば嬉しいです。
この記事でわかること
- 子育て家庭の朝が、なぜバタバタしやすいのか
- 朝の負担を減らすために、実際にやめたこと
- 朝に「やること」だけでなく「考えること」も減らす方法
- 朝食・服装・洗い物・スマホ・洗濯物など、見直せる朝の習慣
- 朝の5分、10分を取り戻すための具体的な工夫
こんな人におすすめ

- 朝になると毎日のように子どもへ「早くして」と言ってしまう
- 子どもの準備と自分の身支度が重なって毎朝疲れている
- 子どもの朝ごはんを作ったり、食べさせたりするのが大変
- 夫婦で役割分担しているのに、朝になるとなぜかイライラする
- 朝の準備をもう少しシンプルにしたい
- 「もっと早起きしないといけないのかな」と感じている
- 時短家電や便利なサービスも使いながら、朝に余裕をつくりたい
朝のバタバタをなくすためにやめたこと

1.朝ごはんを毎日考えるのをやめた
「今日は何を食べさせよう」と朝になってから考えることがありました。でも子どもの朝食って、意外と難しい。
こちらが食べさせたいものと、子どもが食べたいものは違います。せっかく準備しても、「これいらない」「パンがいい」「今日はこれじゃない」となれば、それだけで時間が過ぎていきます。
そこで現在は、朝食について毎朝一から考えることをやめました。ある程度パターンを決めてしまい、その中から準備します。そして何より、「完璧な朝食を食べさせなければ」と考えすぎないようにしています。
もちろん栄養は大切です。ただ、朝から親子でイライラして、食べる・食べないで揉め続けるのも違う気がします。ひとまず食べてもらう。無理なら別の食事で調整する。それくらいの余白を持つようにしています。
2.朝に着る服を考えるのをやめた
私自身の準備でも、一つ大きく変えたことがあります。それが私服の制服化です。
毎朝「今日は何を着よう」「このパンツなら上は何にしよう」「時計はどれにしよう」と考えることをほぼやめました。
仕事の日なら基本的に同じような服装。時計や身につけるものも固定。毎日違う格好をすることより、迷わず着替えられることを優先しています。服を選ぶ時間なんて数分かもしれませんが。
でも朝は、この「数分」が大きいし、さらに時間だけでなく、考えることそのものが一つ減ります。朝は子どもの予定、自分の予定、持ち物、仕事のことなど、ただでさえ頭の中が忙しくなります。
だからこそ、「決めなくてもいいことは、あらかじめ決めておく」のがかなり有効だと感じています。
3.朝の身支度に時間がかかる髪型をやめた
これも私自身の話ですが、髪型も朝の準備が簡単になることを意識しています。私の場合は短髪を基本にしています。もちろん髪型は好みがありますし、毎日の身だしなみを楽しみたい人はそれでいいと思います。
ただ私にとって朝の優先順位は、「できるだけ早く準備が終わること」です。髪をセットするために毎朝10分必要なら、1週間で約70分。こう考えると意外と大きいですよね。服装も髪型も含めて、「朝に準備しやすい自分」を作っておくとかなり楽になります。
4.朝食後の食器を全部手洗いするのをやめた
朝食が終わったと思ったら、次に待っているのが食器です。お皿、コップ、お箸、フライパン……。
子どもがいると食器も増えます。以前はそれを朝から洗っていましたが、現在は食洗機を積極的に使っています。場合によっては紙皿などの使い捨て用品を使うこともあります。
これについては、「そこまでしなくても……」と思う人もいるかもしれません。もちろん毎日紙皿を使っているわけではありません。
でも、ものすごく忙しい朝なら、数枚のお皿を洗うことより、家族が少し穏やかに出発できることの方が大切だと思っています。便利な家電や道具を買う目的は、単純に家事を楽することではありません。
そこで生まれた5分で子どもを急かさなくて済む。少しゆっくりコーヒーを飲める。夫婦の「まだ終わってないの?」が一つ減る。そこに価値があると思っています。
5.洗濯物をきれいに畳むのをやめた
これは以前の記事でも触れていますが、我が家では洗濯物を畳むことをかなり減らしています。家族ごとに分けたり、そのまま収納できるものは収納したり。
そもそも「洗濯物はきれいに畳まなければならない」という前提を見直しました。特に朝に洗濯をする家庭では、洗濯関連の作業が一つ減るだけでもかなり違います。
洗濯物を畳まなかったからといって、生活が大きく困るわけではありません。家事は、一つひとつを見ると数分です。
でも、洗濯5分・、食器5分・、服選び5分・、朝食を考える5分。。これだけで20分になります。朝のバタバタは、大きな一つの原因ではなく、小さなタスクの積み重ねで起きている。私はそう考えるようになりました。
6.子どもの水筒は「絶対にお茶」をやめた
これも地味ですが、かなり楽になりました。以前は「水筒=お茶」という感覚が強くありました。当然、麦茶などを準備する必要があります。
これが地味に困ります。お茶を沸かして、冷まして、水筒に入れる。朝の忙しい時間には結構な仕事です。しかし、今は「水でもいい」と考えるようにしました。余裕があってお茶を準備できている日はお茶。なければ水。
そのため我が家ではウォーターサーバーも活用しています。水筒を出して、そのまま水を入れるたったそれだけです。ウォーターサーバーだけで人生が大きく変わるわけではありませんが、「お茶がない!」という朝の小さなトラブルを一つ消せる。
こういう小さなストレスを減らしていくことが朝の余裕につながると思っています。子育て期におけるウォーターサーバーの活用についてはこちらの記事で紹介しておりまので、ウォーターサーバーに興味がある方は是非参考にして頂けたらと思います。
朝の「お茶がない」をなくしたいならウォーターサーバーは種類によって料金やボトル交換方法、冷水・温水機能などが違います。
いきなり契約するのが不安なら、まず料金や解約条件を比較してみるだけでも十分だと思います。「朝の水筒づくりを少し楽にしたい」くらいの感覚で一度チェックしてみるのもありだと思います。
7.子どもの送迎が終わるまでSNSを見るのをやめた
そして意外と大きかったのがスマホです。私は現在、朝起きてから出勤、もしくは子どもの送迎が終わるまでは、できるだけスマホを見ないようにしています。特にSNSはほぼ見ません。
SNSを開くと、「ちょっとだけ」のつもりでも数分経っていることがあります。さらに気になる投稿があれば、そこから別の投稿を見てしまう。朝の5分を作ろうとしているのに、自分で5分を消費していたら意味がありません。ニュースや連絡を確認する必要がある日もあります。だからスマホそのものを禁止する必要はありません。
ただ、「今、本当に見る必要があるのか?」と一度考えるようになりました。SNSは子どもを送った後でも見られます。でも、家族全員が準備している朝の10分は、その時間にしかありません。
「やめる」だけでなく、朝の環境も整える

もう一つ、やめたことではありませんが、意識していることがあります。それが朝の室温を我慢しないことです。夏なら朝からエアコンを入れます。冬も寒ければ暖房を使います。昔なら、「朝からエアコンをつけるのはもったいないかな」と思うこともありました。
でも、暑い部屋で、「暑い……」と言いながら子どもの準備をしていると、それだけでも疲れます。寒い朝も同じです。ただでさえ時間に追われているのに、環境まで不快なら余計にイライラしやすくなります。朝のバタバタ対策は、時間管理だけではありません。
電気代が少し気になるところではありますが、それよりと家族が動きやすい環境を先に作っておくことも大切だと思っています。快適な室温にする、すぐ水を飲めるようにする、服を迷わなくする、食器洗いを機械に任せる。こうした小さな環境づくりが積み重なって、朝の余裕につながっているのではないかと考えています。
デメリットとメリット

ここまで紹介してきた方法にも、当然デメリットはあります。服装を制服化すればファッションの楽しみは少し減りますし、紙皿を使えばゴミも増えます。食洗機やウォーターサーバー、便利家電を導入すればお金も必要です。
一方で、得られるものもあります。それが時間と心の余白です。朝に5分余裕ができるだけで、「早くして!」と言う回数が一回減るかもしれません。
子どもの話を聞けるかもしれません。忘れ物に気づけるかもしれません。夫婦間のイライラも少し減るかもしれません。私にとっては、この「ほんの少し」が結構大きいと感じています。
朝を楽にするために、まず一つだけ減らしてみる
忙しい朝を変えようと思うと、「もっと早起きしよう」「朝活しよう」「効率よく動こう」と考えがちです。でも私は、その前に減らすことをおすすめします。
朝食を考えるのをやめる
服を選ぶのをやめる
食器を手洗いするのをやめる
洗濯物を畳むのをやめる
SNSを見るのをやめる
全部やる必要はないと思います
そして、それでも忙しいなら便利家電やサービスに頼るのも一つだと思います。食洗機、ウォーターサーバー、時短家電などは、単なる「楽をするための商品」ではありません。
家事に使っていた時間を、家族や自分に戻すための道具だと私は思っています。もし今、「毎朝もう少しだけ余裕が欲しい」と感じているなら、買うかどうかは後で決めれば大丈夫です。
まずは、どんな時短家電やサービスがあるのかを見て、自分の家庭なら何を減らせそうか考えてみるところから始めてもいいと思います。
まとめ
子どもが生まれると、朝の仕事は一気に増えます。自分の身支度だけしていた頃とは違い、朝食、着替え、歯磨き、水筒、持ち物確認など、子どもの準備まで同時進行になります。だからバタバタするのは、ある意味当然です。
そんな中で私が意識しているのが、「頑張って早くする」のではなく、「やらなくていいことを増やす」という考え方です。一つひとつは小さなことです。でも、その3分や5分が積み重なると、朝の景色は少し変わります。子どもを急かす回数が減る。夫婦がお互いの進み具合にイライラすることが減る。
出発前に少し余裕ができる。別に朝を完璧にする必要はありません。毎朝バタバタしているなら、「もっと頑張る」より先に、「今日は何をやめよう?」と考えてみてください。まずは朝の5分を取り戻す。そこから環境を整えていくくらいで、ちょうどいいのではないでしょうか。




