最近は以前に比べるとソロキャンプをされる方も多く、小型のテントをお探しの方も増えています。元々ファミリー用の大きめのテントを使用されていた方からすると、ソロ用テントを実際に見ると小さくて少し心もとないと感じる方も多いのではないでしょうか?
ソロ用テントには、どのようなポイントを重視するべきかが非常に重要です。ソロキャンプをメインにしている著者がノースフェイスから発売されている“エバカーゴ2”というテントをレビュー紹介していきます。
このテントはソロとしても使用出来ますし、他のエバカーゴシリーズと繋げて複数人で使用するテントとしても使用出来ます。汎用性があるので是非、購入時の参考にしていただけたらと思います。
この記事を読むと
- ノースフェイス エバカーゴ2について知ることができる
- デメリット・メリットを知ることができる
- このテントがオススメの人がわかる
コンテンツ
商品紹介
商品名:ノースフェイス エバカーゴ2
オートキャンプ時の利便性を追求した、同シリーズで連結が可能な2人用テントです。ダブルウォールのアウトフレーム構造で、アウターのみで使用することができ、付属インナーは吊り下げ式で、天候に左右されることなく容易な設営と取り外しができます。出入口面は、キッチンやリビングスペースとして活用できる大型シェルターEvabase 6(NV22320)と連結が可能(最大2張りまで)。4シーズンに対応するスノースカート付き。収納と携行に便利なダッフル型の収納ケースが付属します。
Fabric |
<キャノピー>75Dポリエステルタフタ<フロア>75Dポリエステルタフタ2,000mmPUコーティング<フライシート>75Dポリエステルタフタ2,000mmPUコーティング |
Function |
ダブルウォールのアウトフレーム構造/吊り下げ式のインナーテント/EVABASE 6と連結可能/大きなベンチレーション/ハンギングループ/スノースカート/ダッフル型の収納ケース |
原産国 |
中国 |
Size |
ONE SIZE |
Weight |
約3.20kg |
Color |
ニュートープグリーン |
備考 |
<収容人数>2名 <フロアサイズ>W200×D120cm <フロア面積>2.90m2 <高さ>125cm <出入口数>1 <ポール本数>2 <収納サイズ>H18×W54×D18cm |
(引用:ノースフェイス公式サイト https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NV22323)
別売りのエバベース6と連結することができるなど汎用性の高さもあるテントとなっています。ソロキャンプ以外でもファミリーキャンプやグループキャンプといった際にテントを拡張して使用することができます。
テントのスペック表を見て「75D?」「2000mmPU?」など専門的な単位の意味も踏まえてテントのスペックを知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
デメリット・メリット
デメリット
①メッシュ部分が少ない
ベンチレーターはテント後面に付いていますが、出入り用の正面しか開かないので夏場はやや通気性に欠ける印象があります。夜間にメッシュだけで寝ようと思われる方は蚊帳の用なインナーテントを別で用意する必要があります。
実際に夏場に使用しましたが、木々に囲まれているキャンプエリアで夏場特有の通り雨後には湿度が80%超えている状況で使用しましたが、さすがに蒸し風呂ような状況でした。
②使用している人が微妙に多い
「ノースフェイス」というブランドでありながら、30000万円以下で購入できるということもあり非常にコスパが良いテントだと思います。そのような理由もあってか使用されているキャンパーが比較的多いように思います。
平日に人の少ないキャンプ場に行った際、その日のキャンパーはソログループキャンプをされている方々と私だけでした。全員が同じエバカーゴ2でした…
近くのキャンプサイトが全く同じテントだと「あっ、どうも…」みたいな感じでなんとなく照れ恥ずかしい気持ちになってじいます。
メリット
①スマートなサイズ・デザイン
ソロキャンプは当然ながら一人での設営になるのでコンパクトなサイズで且つ設営が簡単なタイプは非常にありがたいポイントです。テント自体の重量も軽くて持ち運びも楽なので荷物が嵩張らないのはソロキャンプをする上で非常に重要です。テント内のサイズ感は写真のような感じです。コットを入れることも可能です。幅広タイプのマットを入れることも可能でした。冬場にはストーブを入れて、テント内でくつろぐことも出来ましたので、ソロテントとしては優秀すぎるほどのテントかと思います。
カーキ色の中にノースフェイスのマークが入っているカッコいいデザインです。前室側が少し高くなっており、出入りする部分だけ少し高さを設けているデザインは利便性についても考えられているように思います。全体的な形も含めてカッコいいデザインです。
②設営が簡単
ポールを通す位置が色分けされているので手順は非常に分かりやすくなっています。設営の工程も少なめに慣れている方であれば5~10分もあれば設営できると思います。ペグでの地面固定が必要なので、キャンプサイトの地面や好みに合わせてペグを追加購入を検討しても良いかもしれません。
ペグに関してはこちらの記事で詳しく記載しておりますので今までテントに付属しているペグしか使用したことがない人やペグに未だ詳しくないという方は是非こちらも合わせて参考にしてください。
③コスパが良い
上記にも述べましたが「ノースフェイス」というブランドでありながら30000円以下で購入できるのは非常に安く感じます。様々な機能が装着されており、よほどの環境でなければオールシーズン使用できるテントです。
スカートが標準で付いており、冬場の冷たい風を防ぐことが出来ます。テント後方にはベンチレータもありテント内の換気が行なえます。
別購入でポールを使用するとキャノピーを跳ね上げることができ、ソロキャンプであればちょっとした雨は防ぐことが出来ますので、大雨を除いてタープを使用する必要もありません。
個人的にはとうぶんこのテントでソロキャンプを楽しむことになりそうです。
こんな人にオススメ
①ソロキャンプかデュオキャンプに使用する人
当然ですがサイズ感的に少人数での使用に限ります。2人で使用する場合にはテント内にほとんど荷物は入れれないので、寝るだけといった状況です。ソロテントでは荷物を入れることも出来、個人的には十分なサイズかと思います。(写真はゴチャゴチャしたサイトですみません。なんとなくのサイズ感が伝われば…)
②キャノピーを使用したい人
ソロテントというと、キャノピーや前室がほとんどないタイプが非常に多いのですが、こちらのテントはソロテント用にしてキャノピーが付いています。この形は非常に珍しいタイプであり、私自身もこのタイプをずっと探していました。上記にもあるように軽い雨くらいならタープを張る必要もないのでソロキャンプでは手間を減らしたいという意味で非常に助かるポイントです。
③ノースフェイスが好きな人
丈夫でありながらシンプルなデザインにあの有名なロゴだけというデザイン。おそらくノースフェイスがお好きな方はたくさんおられると思います。シンプルな理由ですが、ノースフェイス好きなキャンパーならこのテントは持っておいても良いのではないでしょうか?
おわりに
ノースフェイスのエバカーゴ2についてレビューしてきました。ソロテントとして基本的には4シーズン使用できる非常にかっこいいテントです。
スカートも装着されており、キャノピーも使用できます。インナーテントも付属されており機能的にも申し分ないテントだと思います。
是非、ソロテントを検討されている方の参考にしてもらえたらと思います。