忙しい毎日を、ほどよく整える

コスパ最強!?テンマクデザインインナーテントをレビュー!テントとして使用出来るのか?

ソロキャンプやグループキャンプで、しっかり眠れていますか?周りの物音が気になって眠れない・寒さで何度も目が覚めるる・朝起きたらテント内が結露でびっしょり・同じ空間で寝るのが少し苦手など。キャンプは楽しいのに、睡眠の質だけはイマイチ……という方も少なくありません。

 

実は、キャンプで眠れない原因の多くは「寝袋」や「マット」だけの問題ではありません。“空間の作り方”が大きく影響しています。そこで有効なのが「インナーテント」という選択肢です。シェルターや大型テントの中に、もう一つ小さな個室空間を作ることで、視線を遮る・暖気を逃がしにくくする・プライベート空間を確保するといった効果が期待できます。

 

この記事では、テンマクデザインのモノポールインナーテントを実際に使用したレビューをもとに、本当に睡眠の質は上がるのか・どんな人に向いているのか・他のギアと組み合わせるとどう変わるのかを正直に解説します。

「今あるテントをもっと快適にしたい」そんな方にとって、新しいキャンプスタイルのヒントになるかもしれません。

  この記事でわかること

  • インナーテントの役割と基本的な使い方
  • 眠れない原因とインナーテントの効果
  • モノポールインナーテントの実際の使用感
  • カンガルー張り・過保護張りでの活用例
  • 自分に必要かどうかの判断ポイント

商品紹介

テンマクデザイン モノポールインナーテント

シェルターやタープの下で快適に眠るための自立式テント。

あくまでもシェルターの中での使用を前提にしているのでフライシートはありません。

寝るためだけに特化したデザインでコストを下げる事に成功。

スタンダードとメッシュがありお客様のキャンプスタイルでお選びいただけます。

入り口は1箇所のみです。コットの上でも使用可能です。

大きすぎないサイズはシェルターの中に複数個使用でき、個室をつくれ仲間とのキャンプでもプライバシーを守ります。

 

素材

ウォール:ポリエステル68D生地、ポリエステルメッシュ

フロア:ポリエステルタフタ68D(PUコーティング)

ポール:グラスファイバー

 

耐水圧

フロア:1,200mm

 

サイズ

収納サイズ:(約)510×110×110mm

組立サイズ:(約)2,100×700×970(高)mm

 

重量:(約)1.28kg

 

付属品:ポール×4本、収納ケース   (引用:テンマクデザイン公式サイト

実際に使用してみて

ラゴ(旧ニッシー)
ラゴ(旧ニッシー)
タープの下で使用する“過保護張り”とテントの中で使用する“カンガルー張り”で使用してみました。それぞれ実際のキャンプで使用したことを踏まえて商品レビューします。

テントの生地について

このテントはコンパクト且つ軽量です。主に生地にポリエステルが使用されている為、非常に軽くて小さく収納できます。これだけでテントが建てられるのか?と思ったほどの軽量感です。

お天気の良い日であれば、デイキャンプくらいならこのテント一つでも楽しめそうですが、遮光性は低いので日を気にするときは別のタイプが必要そうです。

使用してみて感じたことは、あくまでもこの商品はインナーテントということを理解しておく必要はありそうです。

ウォール部分の素材はポリエステルですが、触った感じは非常に柔らかく薄い素材です。撥水性も低く、雨が降ったりするとすぐに雨漏れしそうな印象です。

商品の数値的にフロア部分は耐水圧が1200mmですので、多少の水であれば対応できそうですが、2000mmを下回っているのでこちらも水が染みてきてもおかしくないです。そのため、季節を問わずグランドシートは敷いておいたほうがベターでしょう。

昼夜の気温差が激しい晩秋や冬は夜露でテントのウォール部分が染みてきます。実際に朝の気温が1度になる冬キャンプで使用するとカンガルー張りでもしっとりと湿っている状態でした。

テントのポールについて

付属されているポールが非常に細いです。決して頑丈とは言えません。この細さもまた軽量感やコストダウンの為と言えます。

タープでの過保護張りで泊まった日は、風が非常に強く体感で風速5~6mはありそうな夜でした。

風が強い中寝ているとインナーテントの形を維持できずこのまま使用するとポールが折れそうと判断し、夜中にそのテントは撤収しました。

結果として、風が弱く・天候にも恵まれているようでしたらこのテントは過保護張りでの使用も可能かと思いますが、商品紹介にもあるようにインナーテントに特化して作られているのでテントとしての使用は不向きと言えそうです。

テントのサイズ感

カンガルー張りはインナーテントの本来の使用方法であり問題なく使用可能でした。

2~3人用のティピーテントでカンガルー張りをすると面積の半分近くを使用するので大きめのテントでの使用が最も適しているように思います。

このテントはいくら頑張っても人1人が入れる程度のサイズなので、子供と2人でも厳しいです。ソロで使用することを想定しておく必要があります。

開閉部分について

両サイドから三角の形にチャックを開閉します。左右両方を締め切ったときに少しだけ隙間が出来やすいという特徴があります。

夏場など小さい虫ならしっかりと閉じておかないと虫がテント内に入ってくるかもしれないので注意が必要です。

使用してみて良かったところ

大型のドーム型テントをグループキャンプやファミリーキャンプで使用される際に、テントの中に個室空間を作り出すことが出来ます。テントの生地1枚で遮っているだけでかなりプライベート空間を持つことが出来ます。

テントがコンパクトサイズなので一度空気が温かくなると外に温かい空気に逃げにくいので冬キャンプでの使用においては比較的温かいという特徴があります。実際に最低気温1度の日にカンガルー張りで使用しましたが、インナーテントから出ると一気に温度が変わることが実感出来ました。

軽量かつコンパクトで組み立ては一瞬です。設営が本当に楽チンになります。これだけで夜間に睡眠の質が向上することもあるので、誰かと同じ空間で寝るのが苦手というような方は是非試してみてほしいギアです。

色々なテントと組み合わせることで色々なパターンでキャンプを楽しめることが出来ます。自分に合った張り方が見つかると快適なキャンプを過ごせます。

デメリット・メリット

ラゴ(旧ニッシー)
ラゴ(旧ニッシー)
デメリットとメリットを端的にまとめておきます

デメリット

生地は薄い

インナーテントとして作られているので、非常に生地が薄いです。そのままテントとして使用するには向いていません。

ポールが細い

ウォールを支えるポールが非常に細いです。強風で折れてしまう可能性も高そうです。このあたりのおかげで軽量化が実現していると言ってもいいです。

メリット

プライベート空間

複数人でのグループキャンプの中でも個室のようなプライベート空間を作り出すことが出来ます。

安い

なにより安いです。5000円を下回る価格でテントが購入できます。

設営が簡単過ぎる

自立式のテントですが、組み立てが本当に楽です。キャンプに慣れている人であれば説明書を一度読む程度もしくは読まなくても組み立てられるほどです。

軽量

1.28kgとかなり軽量のテントです。キャンプはなにかと荷物が多くなりがちですので少しでも軽量化出来るのは嬉しいポイントです。

使い方の幅が広い

実際にカンガルー張りと過保護張りで使用しました。お持ちのテントやタープのサイズや相性にも寄りますが、様々なスタイルでのキャンプが可能になります。

コットの上でも使用出来る

冬場など地面からの冷気から距離を保つ為などコットの上にこのテントを置いて使用することも可能です。

比較的温かい空間を作ることが出来る

人ひとり分のサイズのテントですので、温まった空気が外に逃げにくいという特徴があります。冬キャンプでカンガルー張りの為に使用されることも多いです。

ラゴ(旧ニッシー)
ラゴ(旧ニッシー)
もちろんデメリットはありますが、これらのメリットの中に欲しい理由があれば持っていて損はないと思います。

いくつかのテントを使用してきた中でも特にソロテントとしてコスパが良いオススメがこちらのテントです!是非、ソロテントをお探しの方はこちらの記事も参考にしてみてください。

なぜキャンプでは眠れなくなるのか?

キャンプで眠れない理由は人それぞれですが、主な原因は大きく3つあります。

・外気温の影響(寒さ・暑さ)

・周囲の音や光

・視線や空間的な落ち着かなさ

特にグループキャンプでは「同じ空間で寝る」という環境が、無意識のうちにストレスになっていることもあります。インナーテントは、この“空間的ストレス”を軽減するためのギアです。

インナーテントが睡眠に与える効果

インナーテントを使用すると、単純に「布一枚増える」だけではありません。

・視線を遮ることで安心感が増す

・空間が狭くなることで暖気が逃げにくい

・虫や光の侵入を防ぎやすい

実際に使用すると、外に出た瞬間に温度差を感じるほど、内部の空間は安定します。睡眠の質は「温度」と「安心感」で大きく変わります。

組み合わせるとさらに快適になるギア

インナーテント単体でも効果はありますが、組み合わせることで真価を発揮します。

・コット(地面からの冷気対策)

・高断熱マット

・冬用シュラフ

・グランドシート

特にコットとの相性は非常に良く、冬キャンプでは体感温度が大きく変わります。

モノポールインナーテントに合うコットサイズ

モノポールインナーテントのサイズは約210cm×70cm。

そのため、コットを選ぶ際は

  • 長さ190〜200cm
  • 幅60〜65cm
  • ロータイプ

を選ぶと無理なく設営できます。実際に使用してみても、幅70cmぴったりのコットだとかなりジャストサイズになります。快適性と余裕を考えるなら、65cm前後がおすすめです。

▶ インナーテントに合うローコットをチェックする

その日の気温や天候によっても変わりますが、の二つがあるとかなりキャンプ時の睡眠の質は向上すると思います。

モノポールインナーテントはこんな人にオススメ

このテントは万人向けではありません。向いているのは…

  • 日頃から一人で寝ていて、グループキャンプの同じ空間で複数人になるとなかなか眠れない人
  • キャンプの中でプライベート空間を持ちたい人
  • カンガルー張りスタイルをしたい人
  • 推奨はされていないけど、過保護張りをしたい人
  • ソロキャンプが多い人
  • カンガルー張りをしたい人
  • 軽量装備でまとめたい人
  • コスパ重視で試してみたい人

逆に、単体テントとして使う想定の人や、強風環境で使いたい人には不向きです。

まとめ

新しいテントを買わなくても、インナーテントを追加するだけでキャンプの快適性は大きく変わります。「テントを買い替えるほどではないけど、眠りは改善したい」プライベート空間を作ることができ、狭い空間なので比較的暖かいという点があります。

 

そんな人にとっては、コストを抑えつつ満足度を上げられる選択肢と言えます。インナーテントとは、カンガルー張りのようなテントの中に更に個室的空間を作るために作られたテントです。

 

モノポールインナーテントはカンガルー張りでの使用がオススメです。過保護張りでも使用出来なくはないですが条件を選びます。様々なスタイルのテントの張り方を楽しみましょう。