キャンプやBBQ(バーベキュー)などアウトドアにおいて、大きいものから小さいものまで、トラブルは付き物と言えます。著者自身も昔はBBQの火起こしに手間取ったり、テントの設営に時間が掛かったりしました。誰しも初心者は失敗を経験してそこから学びを得ています。
今ではそういったトラブルが減ったものの、それでもなんらかのトラブルは未だに発生します。この記事ではキャンプやBBQを中心にアウトドアにおけるよくある・見かけるトラブルや失敗例について記載します。
これらの失敗を事前に確認して、クリアしておくことによってより楽しくアウトドアを堪能できると思いますので、是非参考にしていただけたらと思います。
この記事でわかること
- キャンプやBBQ(バーベキュー)で失敗を減らすことが出来る
- 自分が該当していないか確認する事が出来る
- 最終的にアウトドアを堪能出来る
この記事の目的

キャンプやBBQは、自然の中で過ごす特別な時間です。けれどその一方で、ほんの少しの準備不足や確認不足がきっかけで、思わぬトラブルにつながってしまうこともあります。設営に時間がかかる、火がつかない、夜が寒くて眠れない。こうした出来事は珍しいことではありません。
この記事の目的は、アウトドアにおいてよくある失敗やトラブルをあらかじめ知っておくことで、「防げる失敗」を減らすことにあります。誰かを責めるためでも、不安を煽るためでもなく、事前に整えておくことで、当日の時間をより快適に、より楽しく過ごせるようにするためです。
少しの知識と準備があるだけで、アウトドアの満足度は大きく変わります。これから紹介する内容が、より安全で心地よいキャンプやBBQにつながるきっかけになれば嬉しいです。
設営に時間が掛かる

特にキャンプを初めて間もないファミリーキャンプ客でよく見かけます。小さいお子さんはママと一緒に遊んでいて、その間にパパが必死にテントを設営する。おそらく練習では上手くいったけど、それはママと2人でやったから…“1人”でテントを張る練習はしていなかった為に実際のキャンプ場ではなかなか設営が上手くいかず…みたいなパパを良く見かけます。
具体例
大学生グループで「キャンプ行こうー」みたいな流れになり、たいていグループの一人が家にあったテントやチェアなどのギアを持って来るというような場面も良く見かけます。
今までテントを設営していたのは、その子の父親で設営の仕方がわからず、ただただ時間が過ぎていきます。一緒に来ていた他の友達は遊びながら「〇〇くん、まだー?暑いねんけどー」というようななんともやるせない場面に出くわします。
キャンプに慣れていても、初めてのテントはサイズ感や向き、張り方がわからず時間を要するものです。特に初心者は事前に確認・練習を入念に行いましょう。
ソロテントでよく使用するオススメのテントがあります。ソロテントはサイズも小さく基本的に一人で簡単に設営が可能です。ノースフェイスのエバカーゴ2という有名ブランドのテントは想像以上に値段も安く手に入れることが可能ですので、興味がある方はこちらの記事も参考にしてみてください。
時間が無くてもせめて、YouTubeやネットでお持ちのテントの設営方法の確認は必ず行っておきましょう。それだけでも実際のテント設営は格段に早く行えます。始めたばかりの頃は不慣れで手際が悪くなってしまうのは当然です。その分時間にゆとりを持って計画的行動しましょう。
焚き火・炭の焚き付け

キャンプの時の焚き火やBBQ(バーベキュー)での炭への火起こしは慣れていないと、かなり手こずることは本当によくあります。焚き火に関してはバーナーや着火剤などを使用することで薪に火を付けることはそんなに難しくありません。
しかし、炭に関しては簡単に火が付く訳ではありません。炭への火起こしについての詳細はここでは割愛させていただきますが、必ず事前に炭に火を付ける方法は確認しておきましょう。
最近は優秀な着火剤や「チャコールスターター」という炭に火を付ける為のギアもたくさん登場してきています。確認・準備を怠らなければそんなに難しいことではありませんので安心してください。
ランタンの点灯

ランタンには様々な種類があります。色々なランタンの種類を知っていますか?もし知らないという方は是非こちらの記事を参考にしてみてください。初心者向けにランタンの種類と使い分けについて紹介しています。
LEDランタンはスイッチ1つで点灯するので特に苦労することはないかと思います。もちろん事前に充電は必須なので必ず確認してください。問題になるのは、ガソリンランタンやオイルランタン、ガスランタンといった何らかの燃料を使用するタイプのランタンを使用される際は必ず事前に点火の練習をしてください。
初心者キャンパーほどなぜか事前に確認せず、キャンプに持ち込まれる傾向があるように思います。その結果キャンプ場に来てからスマホで点火の方法を調べたりして、もの凄く時間を取られていまう方を見かけます。
具体例
以前、まだ初めて間もないであろうお隣のファミリーキャンパーさんが、買ったばかりのガソリンランタンを持ち込まれていました。
そのファミリーはそのガソリンランタンと小さなLEDランタンの2つで臨まれるようでした。辺りが暗くなり始めてお父さんがそのガソリンランタンに点火使用をされるのですが、案の定なかなか点火できないのです。
お母さんも「灯りがないと料理ができないー」とイライラし、娘さんも「お父さんまだ~?」と煽り、お父さんは「家では付いたんやけどな」「もう着くわ!」とこのやり取りが1時間以上も繰り広げられました。
結果的に家族内で喧嘩のような言い合いが始まり、最終的には小さいランタンとスマホの照明でなんとな夜を乗り切ったというご家族に出くわしました…
キャンプにおいて夜間にランタンが使用できないのは致命的と言って良いでしょう。必ずお持ちのランタンに点火が出来るようになってからキャンプ場に持ち込むことをオススメします。
夜の灯りは、キャンプだけのものではありません。テントの中で過ごす時間、コテージのデッキでくつろぐ時間、そして旅行先のホテルや出張先のビジネスホテル。意外と「もう少しだけ柔らかい灯りが欲しい」と感じる場面は多いものです。
大きなランタンを持ち運ぶ必要はありませんが、コンパクトで信頼できる灯りがひとつあるだけで安心感はまったく違います。特に最近は、停電対策や防災の観点からも小型LEDランタンを持っておく方が増えています。キャンプ用として購入したはずが、気づけば旅行や出張先でも使っている──そんなギアの代表格が、Goal Zeroのコンパクトランタンです。
手のひらサイズで軽量。USB充電式で扱いやすい。明るさも十分で、テント内や室内の間接照明としても活躍。キャンプの夜に雰囲気を作るだけでなく、旅先での「ちょっとした灯り」としても非常に便利です。
アウトドアだけでなく、暮らしや移動時間まで整えてくれるアイテムとして、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
▶︎ コンパクトなのに頼れる。Goal Zeroランタンのレビューはこちら
出来れば小さくても良いので予備を持ち合わせておきましょう。LEDランタンでも最近はオシャレな物があります。是非こちらの記事も参考にしてみてください。
調理の加熱方法

キャンプにおいて、おいしいごはんにお酒を堪能するというようなことはたくさんの方が楽しみにされていることと思います。キャンプ初心者の方は調理の際の加熱方法の選択肢が非常に少ない傾向があります。「ガスコンロがあればなんとかなる!」と思ってキャンプにいざ挑んでみたものの、夜になると何故かそのカセットコンロに火が付かない…
結果的に持ち合わせの食材を炭や焚き火で焼くだけ…ということもよくあります。ところでガスボンベにはCB缶とCD缶があるのをご存知でしょうか?カセットコンロに使用するCB缶は安価な反面、寒さひ弱く冷えた状態では着火しにくいというデメリットがあります。
もしガスボンベの種類を理解出来ていない方は是非、こちらの記事も参考にして見てください。そういった特徴を把握せずにカセットコンロだけでキャンプに挑むと、想定していた調理ができないということもあります。カセットコンロが仮に使用出来なくてもなにか代用出来る方法を準備しておくことも大事かもしれません。
焚き火をされていれば直火での調理も可能です(お鍋やフライパンが煤で真っ黒になりますが)し、寒さに強いアルコールストーブを用意されるも良し、100円均一に売られている固形燃料で調理するも良し、寒い季節にキャンプに行かれる際には複数の加熱方法を用意しておくと安心ですね。
こちらの商品は100円均一などの固形燃料で調理をする際に使用する五徳です。これとメスティンを使用してご飯を炊いたり、調理をされる方も多いです。著者もこれを使用して簡単な調理をしています。寒い状況でも火を簡単に扱えるので重宝しています。
寝床が寒い

キャンプに行くためにテントやチェア、焚き火台といった物は良い物を使われているのに、寝床事情は後回しにされている方もよく見かけます。キャンプにおいて寝床は本当に重要です。キャンプはテントを張っているとは言え、ほぼ野宿です。慣れていないと普段より寝付きが悪くなる方も多くいらっしゃいますし、ここが不安で私もキャンプをなかなか始められませんでした。
寝具と言うとシュラフ(寝袋)を一番に思う方も多いとは思いますし間違いではありませんが、一番簡易で疎かにしてはいけないのが地面からの冷気です。
地面というのは想像以上に冷たい冷気があります。林間エリアなど常に影になっているサイトでは夏場でも寒さを感じることがあるほどです。夜間寝る時にシュラフを被っていても、その地面からの冷気により寝付けない・夜間に目が冷めてしまう・睡眠が浅いなど様々な睡眠障害が発生します。
寝具の中でも、安い銀マットを地面に敷くだけでも地面からの冷気を軽減することが出来ます。もちろんコットや厚めのエアーマットを使用し地面から距離を取ることによっても地面からの冷気を軽減することが可能です。お子さんやご家族も一緒だと自分だけのことではないので、そこまでコストが掛かるものではないので、しっかりと準備してあげて欲しいと思います。
ソロキャンプでは一人用のマットもあるので是非参考にしていただけたらと思います。ベテランキャンパーになるとこれを敷いて、その上にシュラフを置くだけで睡眠をとられる方も居られるほどです。それくらい地面からの冷気には注意を払っておられます。
十分な睡眠が取れていないと次の日も眠たい中、過ごすことになります。ただでさえキャンプから帰ると疲労が溜まっていることがよくあるのでキャンプ中の睡眠は出来るだけしっかり取れるように事前に準備・確認をしておきましょう。
マットやコットの重要性について
キャンプにおいて「寝具」は後回しにされがちです。テントや焚き火台、チェアなどはこだわるのに、寝床はとりあえずシュラフだけ…というケースは本当によく見かけます。
しかし実際には、キャンプの満足度を左右する最大のポイントは“睡眠”です。地面は想像以上に冷たく、そして硬いものです。特に春や秋、標高の高いキャンプ場では、日中が暖かくても夜間は一気に冷え込みます。シュラフの性能が十分でも、地面からの冷気を直接受けてしまうと、体温はどんどん奪われていきます。
寝付けない。夜中に何度も目が覚める。翌朝、体が痛い。こうした状態になると、2日目のキャンプは一気に疲労感が増します。ここで重要になるのが、マットやコットの存在です。
マットは地面との間に断熱層をつくり、冷気を遮断する役割があります。厚みがあるほど快適性は上がりますが、銀マット1枚でも体感温度は大きく変わります。特に初心者の方は、まず“地面からの冷えを遮断する”という意識を持つことが大切です。
一方コットは、物理的に地面から体を離すことができます。これにより冷気だけでなく、地面の凹凸による体の痛みも軽減できます。さらに通気性が確保されるため、夏場の蒸れ対策にも有効です。
作業療法士の視点で考えても、睡眠中の身体への負担は翌日の活動性に直結します。硬い地面に長時間接していると、腰や肩、股関節へのストレスが蓄積します。特にお子さんや高齢の方と一緒にキャンプをする場合は、なおさら寝床環境を整えることが重要です。
キャンプは非日常を楽しむものですが、睡眠まで無理をする必要はありません。「よく眠れたな」この感覚があるだけで、翌朝のコーヒーも、朝日も、撤収作業さえも気持ちが違ってきます。テントや焚き火に目が向きがちですが、ぜひ一度“寝床”を見直してみてください。キャンプの質は、マットやコットで大きく変わります。
忘れ物

単純にキャンプは忘れ物が多い遊びです。そもそもキャンプは荷物が多すぎます。「居・食・住」の全てを持ち運んでいるようなものですから荷物が増えてしまうのは当然です。テントや食材などキャンプをする上で致命的な忘れ物はしてはいけませんが、未だに著者自身も忘れ物をすることがあります。
キャンプに慣れてくると、忘れ物をしても何かで代用したり、無いなら無いなりに楽しむことが出来るようになりますが、初心者の間はそういった訳にいかないと思います。
初心者が忘れ物をするとパニックになったり、「そんなに?!」と思うほどショックを受けられる方も居られます。そうならない為にもキャンプに行く前には忘れ物がないか、少なくとも絶対忘れてはいけないものはないかなど事前の準備と確認を行っておきましょう。
キャンプ初心者が絶対に読むべきチェックリスト
◻︎設営関連
◻︎睡眠グッズ
◻︎火起こしギア
◻︎ランタン
◻︎調理・カトラリー
◻︎忘れ物チェック
確認事項・忘れ物に気をつけてキャンプ・アウトドアを楽しんでください!
まとめ
キャンプやBBQ(バーベキュー)でよくある失敗例について紹介しました。これらは本当によくある出来事でキャンプ場に行くと本当によくこれらの光景を目の当たりにします。
ほとんどのことが事前の準備や確認不足によるところが多いので楽しいキャンプを過ごす為にもチェックしておきましょう。よくある失敗である反面、これらが上手くいっていないと本当にテンションが下がる可能性があるので、特に複数人で来られているときは注意してください。
是非、経験値の少ないキャンパーさんには参考にしてもらいたいです。どうぞ楽しいキャンプを過ごし頂きたいと思います。







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